オンライン診療は健康への過信の抑止力になる可能性大

湯地様

カゴメ株式会社

logo自然をおいしく楽しくKAGOME
業種飲料・食品・調味料の総合メーカー
課題従業員のヘルスリテラシーの向上

https://www.kagome.co.jp/

https://healthcare.kagome.co.jp/

カゴメ株式会社は1899年創業の飲料、食品、調味料の大手総合メーカー。
「自然を、おいしく、楽しく。」のブランドステートメントを掲げ、食を通じた社会課題解決に取り組んでいます。

フェアワークのパルスサーベイ利用実績があるのに加え、健康事業部にてオンライン社内診療所「Fair-Clinic」をテスト導入した経緯について、健康事業部の湯地様と菊地様にお話を伺いました。

(2023年12月19日 インタビュアー:フェアワーク広報)

カゴメ株式会社の健康事業部のサービス「野菜と生活 管理栄養士ラボ」
管理栄養士資格保持者による専門チームが、カゴメの野菜に関する研究や、お客様とのコミュニケーション活動で培った知見や提案力を活かし、食に関する課題解決をサポートしています。

サービス詳細はこちら:https://healthcare.kagome.co.jp/lab

━━今回健康事業部にてオンライン社内診療所「Fair-Clinic」を導入された理由を教えてください。

パルスサーベイなどを通じて、かねてよりお付き合いのあった吉田先生に“良いサービスがある”とご提案いただき、健康事業部でテスト導入することになりました。もともとオンライン診療は面白そうだと思っていましたし、私自身も「病院に行きたくても行けない」という経験があったので。

例えば目の疲れを感じていても、それだけではなかなか病院に行けないですよね。こうしたオンライン診療があればいいなと、ちょうど思っていたところでした。

他の会社からも漢方の物販や企業内オンライン診療サービスを提案されたことがあったのですが、監修している医師がどういう人かわからなかったり、会社を立ち上げた人が医療従事者でなかったりする点が、試してみようとならなかった理由です。

その点、吉田先生のところはリアル店舗もありますし「医師の顔が見える」という安心感がありました。また吉田先生のように産業医として企業内勤務の経験がある精神科の先生は、なかなかいないというのもポイントです。

企業人の悩みは多種多様です。一般の外来患者への対応と違う苦労がありながら、企業人の抱える悩みをしっかり解決してきたという実績は、信頼に値します。そんな吉田先生の会社のオンライン診療なら、試してみようと思いました。

━━実際にどのようにオンライン社内診療所「Fair-Clinic」を使っているか教えてください。

インフルエンザの薬を自宅に送ってもらった、座りっぱなしで肩や腰が疲れている人が湿布をもらった、という利用実績を聞いています。特にインフルエンザの薬を通院せずに処方してもらえるのは、​​他者からの感染の心配が低く、いいですね。受験生がいる従業員にも喜ばれそうなサービスだと思いました。

オンライン診療は、重症になる前に、割と気軽に受診できるのが魅力です。自分ではそれほど重症だと気づいていない、もしくは「少し我慢すればいける」というような状態にある人の、受診の背中を押してくれる存在だと思っています。「オンライン診療の受診料は、会社負担だから試しに受診してみよう」というくらいの気軽な考えも、受診のハードルを下げ、発病には至らない「未病」の状態で治療を開始するきっかけになるのでは、と思いました。

またオンラインならではの利点としては、なかなか人に言いにくい体に関する悩みなども相談しやすいところでしょうか。気になることを気軽に話すことができる相談場所が増えるのは、従業員にとっても非常に心強いことではないかと感じています。

これまで目薬は、コンタクトを買うついでにドラッグストアで買ったものを使っていました。市販の目薬の場合、目が本当にきつい時だけ使用する感じでしたが、ちゃんと処方された薬だと、気持ち的に違います。「きちんと処方された目薬」ということで、せっかくだから症状がつらくなる前に定期的に点眼しようという意識づけになりました。会社負担で処方薬がもらえたお得感もあります。

「病院での診察や薬局での待ち時間がなく、欲しい薬を手に入れられるのも魅力です。常に混雑している眼科はもちろんですが、インフルエンザの薬でお世話になる小児科などでも、往復の交通、診察、薬局での待ち時間を含め、トータルで1時間以上かかることがほとんどです。

薬局があまりに混んでいると、一度自宅に帰ってから再度薬を取りに行くということもありますが、オンライン診療だとそんな心配は無用ですね。また社内診療所だと誰かに「目薬くらい自分で買えばいいのに」と思われているんじゃないかと、余計な心配をしてしまうこともあって。そんな心配がないのも、オンライン診療のいいところだと思います。

他にもオンラインだと診察の際に人と会わずにすむのも利点です。社内診療所では体調不良だけでなくメンタル不調や復職前面談の方も同じエリアを行き来します。相談室は分かれていても、どうしても人の視線は気になるものです。オンライン診療だとそうしたストレスもなく、昼休みや自宅で気兼ねなく利用できるので安心です。

フェアクリニックさんの強みは数あるサービスの中でも吉田先生のブランド力によるものが大きいと思っています。世の中にあふれる有象無象のサービスと違い、企業で産業医・精神科医として実績を重ねてきたという安心感が魅力です。体の不調だけでなく心の不調にも寄り添ってもらえるのは、心強いですね。
ドクター側だけでなく、プレゼンティーイズム(出社しているものの、何らかの健康問題によって業務効率が落ちている状況)やウェルビーイングの領域までカバーしてくれるのは、他社にない魅力だと思っています。

カゴメ株式会社の提供サービスの一つ「ベジチェック」は、推定野菜摂取量の見える化が可能となるサービス。手のひらをセンサーにあてて約30秒で推定野菜摂取量を測定できます。
サービス詳細はこちら:https://healthcare.kagome.co.jp/service/vege-check

この記事をシェアする!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!