株式会社CDG(東証一部上場)

導入事例 CDG様

※【Fair-lead】は2020年度まで親会社
フェアワーク・ソリューションズにて提供
※会社概要はインタビューが行われた2015年度当時のもの

会社概要

株式会社CDG (CDG Co., Ltd.)

事業内容:マーケティング・コミュニケーションサービスの提供 セールスプロモーションの企画立案・実施 顧客の営業活動全般におけるソリューション立案・実施

代表取締役社長 大平 孝
従業員数:204名(連結・2015年3月現在)
本社:東京都千代田区有楽町1-1-3 東京宝塚ビル 18F
企業HP :
http://www.cdg.co.jp/

ストレスチェックサービス【Fair-lead】をご導入いただいた感想について、
人事総務部人事課主任 山中様(写真左)にお話を伺いました。

吉田

株式会社CDG様の会社概要についてお聞かせください。

山中様

いわゆるセールスプロモーションといわれる領域の仕事です。
どうしたらクライアント様の商品が売れるか、サービスが認知され売上げにつながっていくかという課題解決のお手伝いをさせていただく会社です。
ノベルティグッズやツールの制作、店頭での販売促進ソリューションの立案・実行、SNSの活用やウェブ制作など、モノからソリューションに至るさまざまな角度からクライアント様の営業上の課題解決に役立つ施策をご提案し、実施させていただいております。

吉田

CDG様の経営理念は「全社員の心が豊かになり、健康な身体で物質的にも豊かになる事を追求する」と始まり、まず「心」について触れられていますね。

山中様

いくら企業として発展しても社員が過労で倒れたり病気になっては意味がない、社員の心が豊かであれば、それは同時にお客様にご提供できる価値を高めることにもつながるという、創業者である会長の考えが経営理念に反映されています。
残業が多いといわれる広告業界ですが、当社では時間管理を徹底し、早朝出勤なども取り入れフレキシブルに対応することで、残業時間を減らす取り組みを習慣化しているところです。その他、だいぶ前から全社員を対象に「睡眠調査」を実施しています。

吉田

「睡眠調査」といいますと?

山中様

健康状態をチェックするバロメーターの一つとして、定期的に睡眠時間についてのアンケートを実施するのです。
睡眠時間が5時間に満たない社員には面談が設定されまして(笑)。
といっても会長を囲んで数人でお昼ごはんを食べながら、リラックスした雰囲気の中で睡眠の大切さなどをじきじきに諭すという感じです。

吉田

CDG様では義務化に先立ち80項目版のストレスチェックを実施されましたが、その理由などを教えていただけますか。

山中様

健康を第一に考えるという経営理念のもと、会社として社員の健康面をより適切に把握し管理していこうと、2年ほど前に人事部を独立させて、その機能の強化を図ってきました。その一環で、ストレスチェックも義務化を待たずいち早く導入することにしました。
ストレスチェックを実施することで、社員ひとりひとりに自分のストレス度合いや心の健康の大切さに気づいてもらうことはもちろんですが、会社として社員が職場でどのような気持ちで働いているのかを早い時期に確認したいという目的もありました。
ですので、質問項目数を標準の57問ではなく80問にしたのも、隠れた課題を把握するには、できるだけ詳細な調査を行うことが必要だと考えたからです。
その上で、見つかった課題の解決に向けて、しっかりと職場改善のための施策に落とし込んでいくことが、社員の心身の豊かさ、そして会社のさらなる成長の実現に欠かせないと思っています。

吉田

なるほど。そのような中で、弊社のストレスチェック【Fair-lead フェア・リード】を選んでいただいた決め手はなんだったのでしょう?

山中様

やはり決め手は、以前から当社の産業医を務めていただいている吉田麻衣子先生の存在ですね。
メンタルヘルスやストレスチェックに関し、専門的な視点から産業医の先生に全面的ご協力いただける、この安心感が一番大きかったですね。

吉田

ありがとうございます。
他社様との違いなどはありましたか?

山中様

一つは、事業場の環境に合わせてWeb版と質問紙のどちらでも選べるという点で、多様な働き方を導入している当社としては、使いやすいと判断しました。

吉田

実際にストレスチェックを実施されてみて、いかがだったでしょう?

山中様

社員がスムーズに回答できたので良かったです。
「簡単だった」、「スマホ対応なので便利だった」という声があがっていました。
また、実施事務従事者として、操作も簡単で手間がかかりませんでした。分からない時にはFWのシステム担当の方がサポートしてくださり、質問にも素早く答えてくださったのでとても助かりました。

吉田

ちなみに質問数80問は多くなかったでしょうか?

山中様

みんな5分くらいで回答できていたようで、多いという印象はなかったようです。先ほどをお話ししたように、当社としてより詳細な状況把握につながればと思っています。

吉田

ありがとうございます。
さて、今後のFWSにどのようなことを期待されますか?

山中様

今回の集団分析結果を参考に、産業医の先生の助言をいただきながらできることから進めていきたいと思っています。いずれ質問項目も当社に合った内容のものを加えていただくなどして、さらなる職場改善に生かせるような使い方ができればと思っています。
また、まだ現場のリーダーたちもメンタルヘルスについての知識が十分とはいえないので、メンタル不調を訴える社員の対応に迷うことも少なくありません。
今後、セルフケア研修やラインケア研修に力を入れる必要があると思います。研修を通して、ストレスチェックの意味やメンタルヘルスへの理解を進めていけたらと考えていますので、ご協力いただきたいです。

吉田

ありがとうございます。
では最後に、CDG様がメンタルヘルスに関して取り組んでおられることなどはありますか?

山中様

CDGでは社員が働きやすい職場づくりの一環として、会議室内にマッサージチェアを置いています。社員の評判も上々のようです。
ストレスチェックも、実施だけして、あとは個人任せにしてしまうのではなく、会社としてもできることをやっていきたいですね。
残業という課題についても、仕事の量も多く忙しい業界なのでやむを得ない部分もありますが、会社としてきちんと体制を整えたり、制度を作って利用してもらうという形でフォローし、社員が健康でやりがいを持てる職場環境を作っていきたいと思っています。

吉田

本日はお忙しい中、貴重なお話をありがとうございました。

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