【ワークライフバランスはもう古い!】ワークライフインテグレーションとは?違いや具体例について

【ワークライフバランスはもう古い!】ワークライフインテグレーションとは?違いや具体例について

仕事と生活とをバランスよく両立する「ワークライフバランス」という言葉が根付いて久しいですが、近年「ワークライフインテグレーション」という言葉が出現したことをご存知でしょうか。
一見似ている言葉ではありますが、それぞれの意味や違いがあります。

今回は、ワークライフインテグレーションについて解説します。具体例な施策例もご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

目次

ワークライフインテグレーションとは

ワークライフインテグレーションとは、仕事とプライベートの統合を図る考え方です。
仕事もプライベートも充実させることにより、いつでもポジティブかつ精力的に動けるようになることが目的と考えてよいでしょう。

例えば、どんなに仕事で評価されていて高い給与を得ていても、家族関係のトラブルが多くプライベートがギスギスしている場合、心が休まりません。反対に、気の合う友人や優しい親族にめぐまれて充実したプライベートを過ごしていても、職場での成果が伴わなかったり人間関係が悪かったりするとストレスが蓄積します。

ワークライフインテグレーションは、職場とプライベートどちらも理想的な姿にすることで、お互いによい影響を与えあう関係性になることを目指す考え方なのです。

ワークライフバランスとの違い

ワークライフインテグレーションと似た言葉として、「ワークライフバランス」が挙げられます。
ワークライフバランスは仕事とプライベートの時間をどちらもバランスよく取得することを目的にしており、充実度合いやストレスの有無は度外視されることが多いです。

そのため、残業や休日出勤時間の抑制・働きやすい環境づくり・充実した福利厚生などがワークライフバランス施策としてピックアップされます。

ワークライフインテグレーションは単に両者のバランスを取ることだけでなく、充実度合いに重きを置いていることが特徴です。

ワークライフインテグレーションのメリット・デメリット

ワークライフインテグレーションのメリット・デメリット

ワークライフインテグレーションが実現すると、従業員個人だけでなく企業側もメリットが得られます。ただしデメリットもあるので、あらかじめメリット・デメリットを理解したうえで施策を検討していきましょう。

メリット①:仕事の能率が上がる

ワークライフインテグレーションを実現できると、仕事の能率が上がります。
仕事中にふと思い出してしまうプライベートでの不安がなくなれば、目の前の業務に集中できるでしょう。

プライベートが理由の睡眠不足がなくなることも、集中力向上やミスの予防に役立ちます。毎日精力的に仕事をするには、心身の健康が欠かせません。プライベートの充実度合いは仕事にも影響すると考え、どちらもバランスよく充実させていくことが大切なのです。

メリット②:自発的なスキルアップが期待できる

ワークライフインテグレーションにより、自発的なスキルアップが期待できることも多いです。

仕事の充実がプライベートの充実につながると実感できれば、「昇進・昇格して高い給与を得られればよりプライベートを充実させられるかもしれない」というポジティブなビジョンが浮かびます。また、仕事での頑張りを職場以外の家族・友人にも評価してもらえるとわかれば、いつの間にかモチベーションも上がるでしょう。

働くこと自体に喜びを見出す「ワークエンゲージメント」が高まるので、自発的なスキルアップが望めます。生産性向上・収益向上だけでなく社内の活気づくりに役立つため、ワークライフインテグレーションが大きなメリットにつながるとわかります。

デメリット①:仕事とプライベートの境目がなくなりやすい

ワークライフインテグレーションは仕事とプライベートの統合を図る考え方であり、両者の境目がなくなりがちなことに注意が必要です。

仕事とプライベートが密接な関係性にあるからと無理に持ち帰り残業をしてしまったり、無理なスケジュールで休日出勤をこなそうとしたりすることもあるでしょう。反対に、プライベートでの悩みを仕事に持ち込んでしまったり、勤怠を悪化させたりすることも考えられます。また、プライベートを犠牲にしてでも残業して成果を上げるなど、ワークライフバランス働き方改革とは真逆を行く考えに行きついてしまうケースもあります。

仕事とプライベートどちらにもメリットがあるからと精力的に努力する範囲であれば問題ありませんが、どちらかを犠牲にしてしまっているようであれば、見直しが求められます。

ワークライフインテグレーションの具体例

ワークライフインテグレーションの具体例

最後に、ワークライフインテグレーションの具体例を紹介します。身近な施策例も含まれるので、なぜワークライフインテグレーション効果が得られるのか考えながら目を通していきましょう。

テレワーク

自宅で働けるテレワークは、プライベート空間を活用して働くスタイルとして定着しつつあります。学校から帰宅する子どもの顔を見れたり、一緒にテレワークする家族の姿を見て頑張れたり、さまざまなメリットがあります。また、オフィスの音・空調などに左右されず自分のお気に入り空間で働けることも、ワークライフインテグレーションを支える要素となります。

ただし、隠れ残業の常態化複雑な人事評価が生じるリスクもあります。テレワークでもオフィスと変わらず働ける環境を用意し、パフォーマンスの高低にも配慮していきましょう。

ワーケーションやリゾートワーク

休暇中や旅行先で仕事をする「ワーケーション」や、リゾート地でリフレッシュしながら働く「リゾートワーク」もワークライフインテグレーションのひとつです。仕事とプライベートの境界線が薄く、業務を終了したらすぐホテル・海・山で遊べることで注目を集めました。テレワーク環境が整っている企業だからこそできる働き方であり、旅行に家族や友人を伴うこともできることからプライベートの充実も図れます。

一方で、テレワークと同じく、複雑な人事評価が求められる可能性があることを知っておきましょう。成果など数値では見えづらい定性的な部分をどう評価するか体系立ててから導入しないと、社内での軋轢を生む可能性があるので要注意です。

トレーニングジムや食事の提供

社内にトレーニングジムを設置して気軽にエクササイズできるようにしたり、栄養バランスに配慮した社食・配食をしたり、健康面に配慮するワークライフインテグレーションも存在します。運動する機会を後押しできれば、メタボリックシンドロームをはじめとする生活習慣病を予防できます。食事も同じく生活習慣病の予防に役立つほか、欠食による集中力低下を防ぐなど効果が多く、従業員満足度も上がりやすくなるでしょう。

体へのアプローチをすることでストレスをなくし、業務パフォーマンスや集中力を向上できる手法として、現在多くの企業が福利厚生の一環として導入を始めています。

まとめ

ワークライフインテグレーションとは、仕事とプライベートを統合することでどちらもポジティブかつ精力的に取り組む手法です。仕事の能率が上がる、自発的なスキルアップが叶うなどメリットが多いので、境界線が曖昧になりすぎないよう配慮しながら浸透させていきましょう。

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