【未経験の正社員に在宅ワークをさせるべきか?】気を付けるべき点を解説!

【未経験の正社員に在宅ワークをさせるべきか?】気を付けるべき点を解説!

在宅ワークは、ワークライフバランスを叶えやすい働き方として多くの企業で導入されています。

しかし、新入社員や未経験の正社員に在宅ワークさせるべきかについては、企業ごとに意見が分かれるでしょう。

「メリットよりデメリットの方が多いのでは?」と心配し、出社のみで教育している企業の割合も高いのです。

今回は、未経験の正社員に在宅ワークをさせるべきか探っていきましょう。

在宅ワークを導入する場合に気を付けるべき点にも触れるため、参考にしてみてください。

目次

【未経験の正社員に対する在宅ワーク導入率】

「2022年4月の新入社員の勤務体系」に関する調査では、下記のような結果が出ています。

2022年4月の新入社員の勤務体系
引用:PR TIMES より

入社してすぐの新入社員に在宅ワークを実施している企業の割合は、わずか0.9%でした。

「入社し一定期間後のテレワークを実施」「出社とテレワークを組み合わせ」と回答した企業もいますが、全体の6割近くが「出社」のみでのオンボーディングをしていると読み取れます。

また、新入社員側の声を集計した別の調査では、入社後すぐに在宅ワークすることに対する不安が強いことが分かります。

入社後すぐに在宅ワークすることに対する不安
引用:株式会社学情「あさがくナビ」より

企業と新入社員どちらも、入社してすぐのタイミングで完全在宅ワークにすることには後ろ向きだと言えそうです。

【未経験の正社員に在宅ワークをさせるデメリット】

未経験の正社員に在宅ワークをさせるデメリット

では、前述したように入社後すぐの在宅ワークに不安を感じるのはなぜでしょうか。

ここでは、未経験の正社員に在宅ワークをさせるデメリットを解説します。

多くの企業・新入社員が抱えている不安でもあるため、目を通しておきましょう。

➢ モチベーションを掴みづらい

まず、新入社員のモチベーションを掴みづらくなることが挙げられます。

メール・チャット・オンラインミーティングツールなどをフル活用していても、ちょっとした表情や仕草に現れるモチベーションの違いは読み取れません。

また、入社後すぐ在宅ワークをすると個人ごとに異なる「いつもの様子」が分からず、モチベーションが下がったときに上司が気づいてあげられないという事態も生じます。

そのままフォローしてあげられない状況が続くと、早期離職に至ることも考えられるでしょう。

企業にとっても新入社員にとっても、損な結果となってしまいます。

➢ 作業の進捗状況や成果を把握しづらい

作業に進捗状況や成果を把握しづらくなり、業務に影響が出ると考える企業も多いです。

都度チャットやメールで成果報告するよう促していても、どのタイミングでどんな内容を報告すべきか理解できていない新入社員の場合、どうしてもロスが大きくなります。

1日に何度も声をかけねばならず、マネジメントする側は「面倒」と感じ、新入社員側は「監視されているようで居づらい」と感じてしまうのです。

なかにはプロジェクト管理ツールやガントチャートを活用し、上手に報告・連絡・相談体制を築いている企業もあります。

自社にとって最適な運用ができるツールを探し、操作方法含めて丁寧なオンボーディングをしていく必要がありそうです。

➢ コミュニケーション不足に陥る

報告・連絡・相談など業務に関係するコミュニケーションはもちろん、それ以外のコミュニケーションも在宅ワーク環境では不足しづらいことが難点です。

ちょっとした挨拶や雑談がないまま業務が始まり、最低限のコミュニケーションだけで業務終了を迎える日々が続くと、いつの間にかモチベーションも下がってしまうでしょう。

エンゲージメントも育たず、「他の会社で働いてみてもよさそうだ」という考えにつながってしまいかねません。

社内コミュニケーション活性化には特に気を配り、新入社員を孤立させない取り組みをすることが欠かせません。

➢ 業務に関する指導・教育に不便

在宅ワークはOJT向きではなく、業務に関する指導・教育に不便という意見も根強いです。

例えば電話対応の研修を十分に実施したとしても、新入社員が実際に顧客と話している姿を目の当たりにできず、細かなフィードバックができないと悩む上司は多いでしょう。

専門知識を要する部署やロールプレイングが必要な業務では、特に「対面の方が教えやすい」と感じるものです。

また、新入社員側も「オンラインでは質問しづらい」と感じることがあります。

テキスト上では表記しづらいぼんやりとした質問が解消できず、納得感を得られないまま業務に当たる可能性も出てきます。

結果として全体のパフォーマンスダウンにつながる恐れもあるため、教育プログラムは在宅ワーク以前からブラッシュアップする必要がありそうです。

未経験の正社員に在宅ワークさせるときに気を付けるべき点

最後に、未経験の正社員に在宅ワークさせるときに気を付けるべき点を解説します。

これまで在宅ワークをさせるデメリットを中心に紹介してきましたが、制度次第では十分にメリットのある取り組みとして活用できます。

通勤時間を短縮し、限られた時間で効率よくパフォーマンスを発揮するためにも、下記を参考にしてみましょう。

① 社内イベントを定期開催する

社内イベントを定期開催し、コミュニケーションを促進する必要があります。

懇親会・BBQ・周年パーティなどオフラインのイベントもよいですが、業務の合間にできるオンラインイベントを用意してもよいでしょう。

代表的なオンラインイベントとして、下記が挙げられます。

  • オンライン飲み会・誕生日会・ランチ会
  • オンライン1onミーティング
  • コミュニケーションゲーム
  • プレゼンテーション大会
  • 社内勉強会

目的やシーンに応じてイベントを企画すれば、新入社員でも参加しやすい取り組みとなるでしょう。

業務外の雑談などもうまれ、組織全体の風通しが改善する効果も期待できます。

② eラーニングのシステムを確立する

未経験の正社員が在宅ワークする場合、研修・教育体制の充実を図る必要があります。

eラーニングシステムを確立し、動画教材・テキスト教材・マニュアルを整備しておくと学びが加速化するでしょう。

新入社員の自発的な学びに丸投げせず、大勢が参加するリアルタイムのオンライン研修や個別のフィードバック面談を繰り返し、効果を高めることが大切です。

自社の研修システムがマニュアル化されていない場合、教育のフローや業務の洗い出しから始めましょう。

どうしても間に合わなければ研修中のみ出社にするなど、在宅ワーク以外の手法を考えることもひとつの手段です。

③ 定期的にパルスサーベイを実施する

定期的にパルスサーベイを実施し、新入社員のモチベーションを可視化することもおすすめです。

パルスサーベイとは離職の原因になりやすい「業務上の問題」「人間関係に関する問題」「健康問題」などに焦点を当て、アンケート形式で回答してもらうことで状況を理解する取り組みです。

研修がどの程度身についているか、業務に関する不安を感じていないかなどの情報を拾うことにも役立ちます。

また、本人でも気づいていない体調不良による生産性損失(プレゼンティーズム)を浮き彫りにすることもでき、重篤化する前にフォローができるようになるでしょう。

特に新入社員は、自らの不調を上司に相談するのを躊躇う傾向が強いです。

上司側から積極的な声をかけるきっかけとして、パルスサーベイを活用してみましょう。

まとめ

未経験の正社員に在宅ワークをさせる場合、既存社員に導入するとき以上の配慮が求められます。

孤独感を覚えさせず、かつモチベーション高く業務に当たってもらうための工夫を凝らしていきましょう。

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