【ストレス解消法がない方へ】簡単にできるストレス解消法!
なるべくストレスフリーに過ごそうと思っていても、ストレスの芽を完全に取り除くのは難しいもの。ある程度ストレスが発生してしまうことを前提に、上手なストレス解消法を見つけていく必要があります。
今回は、簡単にできるストレス解消法を紹介します。そもそも会社でどんなことがストレスになるかも解説するので、該当する項目が1つでもある方は要注意です。
会社で発生するストレスの例
まずは、会社で発生するストレス例を5点紹介します。ストレスは自覚なく溜まってしまうことも多いので、下記に当てはまる項目がないかチェックしてみましょう。また、部下や同僚に当てはまる項目がないか確認することも大切です。
① 人間関係が悪く陰口やいじめが発生している
人間関係が悪く、陰口・悪口・いじめ・無視などが発生していると深刻なストレスとしてのしかかります。
信頼を構築できず業務に支障が出ることはもちろん、直接関係していない従業員も居心地の悪さを感じてしまい、雰囲気がどんどん悪化します。こうした職場いじめは、管理職やリーダーなどマネジメント側が関知できない場でおこなわれていることもあるので注意が必要です。
また、いじめと指導の境界線がはっきりせず、「健全な業務指導だと思っていた」「そこまで深刻と思わなかった」など認識の相違が発生することもあります。
適切な対応をしていないと上司の管理能力不足を問われることもあるので、注意しておきましょう。
② パワハラやセクハラなど権力者からの嫌がらせがある
パワハラ・セクハラ・アルハラなど、権力を使った嫌がらせもストレスの原因です。
ハラスメントをされる側は後輩や部下であることが多いので強く断れないでいるうちに、「こういう扱いをしてもよい人」と認定されてしまうことも少なくありません。会社は積極的にハラスメント研修をするなど、予防に注力する必要があります。
場合によっては労使裁判など重大なトラブルになるケースもあるので、事前に対策しておきましょう。
③ 業務時間内に終わらない業務量を課せられている
明らかに業務時間内で完了しない仕事を任されているときや、働く時間に対して業務量が多すぎる場合も慢性的なストレスが発生します。
いつも山積みにされている書類を見て、溜息が出た経験がある方は多いのではないでしょうか。真面目な人ほど「大変だからこそ自分が頑張らなければ」と感じてしまうので、本人でも気づかぬうちにストレスが溜まってしまうことがあります。
また、次項の残業・休日出勤につながりやすい項目でもあるので、上司が先導して適切な業務量を計算する必要があります。
④ 残業や休日出勤が常態化している
残業・休日出勤が常態化していて十分な休みが取れない場合、心理的なストレスだけでなく身体的なストレスも蓄積します。
睡眠不足で疲れが取れないまま翌日の出勤を迎えることで集中力が下がり、負のループに突入してしまうことも少なくありません。
過労によるプレゼンティーズム(不調による生産性低下)が発生することもあるので、「隠れ残業」「隠れ出勤」なども含めて勤怠管理を徹底することが重要です。
⑤ 心理的安全性が低い
職場の心理的安全性が低く、コミュニケーションに壁を感じるときも見えないストレスがのしかかります。明確に職場いじめやハラスメントが発生していなくても、なんとなく居心地の悪さを感じる方は多いでしょう。
納得できる査定・評価がおこなわれていない、同業他社と比較して賃金ベースが低い、社内競争が激しくて相談できる相手がいない、というケースでも心理的安全性が損なわれます。つまり、「相談できる相手がいない」「会社は自分の力になってくれない」と感じるとき、ストレスが溜まってしまうのです。
反対に、職場に何でも相談できる上司・先輩社員・同僚がいると心理的安全性が高まります。多少の困難があってもくじけずチャレンジする精神が培われやすく、チーム全体で目標をクリアしようとするポジティブな組織になっていくでしょう。
簡単にできるストレス解消法
ここからは、簡単にできるストレス解消法を4つご紹介します。
可能な限りストレスの根本を取り除くのが理想ですが、相談してもすぐ解決できなさそうなときや慢性疲労がたまっているときは下記を参考にしてみましょう。
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① 有給を使ってリフレッシュする
できれば有給などを申請し、仕事から完全に離れる日をつくるのがおすすめです。
満足のいくまで睡眠を取って心身を休めても、趣味や友達付き合いを思い切り楽しんでリフレッシュしてもよいでしょう。連休が取れれば旅行を企画するなど、非日常を味わえる体験をするのも効果的です。
残業・休日出勤が続いて疲れている人や、慢性的な疲労が溜まって集中力が欠けてしまっている人には特におすすめです。
② 疲れたときの気分転換ルーティンをつくっておく
疲れたときの気分転換ルーティンをつくり、手短にリフレッシュする方法もあります。
5分だけ会社の周りを散歩したり、外の空気を吸ったり、同じく休憩中の従業員とコミュニケーションを取ったりするのが効果的です。また、自分が疲れやすい時間帯や曜日を可視化し、そのタイミングでルーティン業務など単純作業をするのもよいでしょう。
集中力が低い状態でも続けやすい業務があれば、疲れたときでも効率的に働けます。
③ 勤務中でもこまめに休憩する
勤務中でも1時間に1回首回りのストレッチをしたり、トイレ休憩をはさんだりするのもひとつの方法です。
特に、ずっとデスクに缶詰になって作業するタイプの職種の人は積極的に導入しましょう。血行をよくすることで集中力を高める効果があるので、ストレッチや散歩など軽い運動が効果的です。
足元を温める・目を閉じて休むなどの方法もあるので、サボりだと思われない範囲での実施をおすすめします。
④ 仕事に没頭できる環境をつくる
仕事に没頭できる環境をつくり、目の前の業務にだけ向き合う時間を作ることもポイントです。
「自席で働いていても電話対応や同僚からの質問で作業が中断されてしまう」という場合に特におすすめの手法であり、誰からの影響も受けることなく働けます。また、クリエイティブなアイディアを出したいときや、会社の行く末を左右する重大な意思決定をするのに考えをまとめたいときにもおすすめです。
具体的には、会議室を借りる・会社近くのカフェで仕事をする・テレワーク制度を活用する、などの方法が挙げられます。
業務を円滑に進めるには周囲とのコミュニケーションも欠かせないので、業務に集中する時間帯とコミュニケーションの時間帯とは分けて計画しておきましょう。
まとめ
ストレスは生産性や業務効率を阻害する大きな要因であり、キャパシティ以上のストレスが溜まると心身の健康を害してしまいます。気づかないうちにストレスが蓄積し、体調に影響が出たりある日突然モチベーションが大きく下がってしまったりすることもあるので注意しましょう。
フェアワークでは、従業員のストレスレベルを定期的にチェックし、自身でのセルフケアと上司によるラインケアを充実させるパルスサーベイを提供しています。従業員のメンタルヘルス可視化だけでなく、メンタル不調の予防による休職・離職率低下に役立てることもできるので、気になる方はお気軽にお問い合わせください。
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